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2006.12.29 Fri
津原泰水『ピカルディの薔薇』の感想をこちらに。待望の猿渡と伯爵シリーズ(?)の2作目です。いや〜〜〜〜〜めっちゃ好み!!わたしは『ブラバン』よりも断然こっち派だなあ。や、そんな派閥は在りませんが(笑)。どうして津原泰水は、こんなにも美しく妖しい世界を描き出すことができるのか。うっとり。くらくら。ヘタすると中毒を起こしそう(笑)。津原泰水という作家は、どこかしらみにくいアヒルの子を思わせるものがあって、自分が...
コメント
*ようやく読みました!
ついに、作家・津原泰水、目覚めの時が来た…と思いました。
もはや、みにくいアヒルの子ではなく、白鳥として羽ばたく感じ。
「甘い風」のおわりのほうで、
「小手先の知恵ではない。運や風向きでも、またなにかを捧げて手に入るものでもない。血と泥にまみれながらの道程そのものなのだ、表現とは。」
と叫んだところが、津原泰水の作家宣言のようで、大きなブレイクスルーを感じました。
「ブラバン」のほうも、私はすごく面白く読めました。この世代を代表する小説家になりはじめた…なんて思いました☆
*
ほんとによかったですよね、コレ。
この世代を代表する小説家に…うんうん、わたしもそう思います。ぜひぜひ、このままさらに羽ばたいてほしい。
『ブラバン』もけして悪いとは思わないんですけれど。
でもこの二つは同じ作家さんとは言えあまりにタイプが違いますから、やっぱり相性というか、好みの問題なんでしょうね〜。
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