『楊令伝(五) 猩紅の章』。

 北方謙三『楊令伝』五巻を読了。感想は全巻読破した後にまとめるとして、この巻のみの感想を簡単に。

 長く続いていた方蝋戦がこの巻にて終結。方蝋にのめり込んでいた呉用がどなってしまうのか…がかなり気になっていたんだけれど、彼は初めてこの戦いで頭の中ではなく、体で戦を体験し、今までの自分の生き方に苦いものも噛みしめつつ新たな舞台へ。みんな呉用のこと嫌うけれど、呉用のおかげで勝ち進んでこられた部分だってあるんだぞ!>梁山泊のみなさんw

 北と南で別の物語が同時進行的に進み、さらにその間隙を縫うように梁山泊がががーっと動くのでもう目が離せない展開。楊令の貫禄たっぷりな頭領ぶりには脱帽。力を失ったかに見える青連寺もまだまだ忘れるわけにはいかないわ。ラストではものすごく引っ張るところで話が終わっちゃうし! 六巻を早く読まなくては!

 さて、今日、朝目が覚めたら秋になっていました。w
 今日の最高気温は23度、快晴。朝ちょろぴこを園バスのバス停に送りがてら犬の散歩に出かけたんだけれど、風が涼しくて気持いい〜。栗の実がちょこんと落ちてたり、紅葉がうっすら色づいてきたり、ナナカマドの実がすこしずつ赤くなったりしていて、ああ、秋だ、と思うとワクワクしてくる。本をたくさん読まなくっちゃ、おいしいものをたくさん食べなくっちゃ!


『楊令伝 四』。

 感想は全巻読了してからまとめて書く予定。

 ちまたではもう六巻が発売されているのね!
 今回書くのは四巻について。
 南と北で同時多発的に起こる戦で宋は大わらわ。呉用が潜入する南のカルト集団殲滅のため、とうとう童貫が禁軍を率いて南下。楊令はもう貫禄ありまくりー。個人的には呉用がどうなっちゃうのか非常に心配です。w

 なんかちらっと編集の人の文章を読んだら、当初10巻完結の予定がどうやら伸びそうだとのこと。まあ水滸伝も19巻だったしね…いくら伸びても驚きませんわ!w


『楊令伝(二)』。

 北方謙三『楊令伝(二)』を東京から帰る飛行機の中で読了。ちゃんとした感想の方は全巻読破してから…の予定なんだけど、『水滸伝』を読んだときもそうだけど、全部読んでから感想を…と思っても、さすがに長すぎて細かいところは忘れちゃうし、登場人物はめちゃめちゃ多いのでわけわかんなくなったりしちゃうし(いや水滸伝は恐ろしいほどにたくさんの登場人物がちゃんとキャラ立ちしてるんですが)、というわけでとりあえず2巻の感想、というかさらっと雰囲気を書いてみようかな。

 何と言っても楊令が大きくなりました。ここまで成長するとは。恐ろしい子…! 1巻ではタイトルに名前がつくほどの最重要人物であるにも関わらず出番が少なくてやきもきさせたんだけれど、今回はかなり登場シーンが多くなってるわ。水滸伝の時からずーーーーーっと心に暗いものを抱いていた武松をガラリと変えたり、呉用にまで影響力を及ぼすほどの「漢(おとこ)力量」(今わたしが創作しました)は見事。わたしの愛した(笑)楊子が命を賭けた子供なだけある。

 それにしても毎回出てくる漢たちにシビれる一級のエンタメ作品ではあるんだけど、実はこっそり思っていることが。
 なにかあったら子午山に送りつけるって、ズルいよね(爆)?

 3巻もすでに出版されていて、早く読みたくってウズウズ。図書館様、早く回してくださいませ(笑)。


『映画篇』。

 金城一紀『映画篇』の感想をこちらに。『レヴォリューション No.3』を読んですっかりシビれて以来追いかけている金城作品なのだけれど、正直言ってこれはちょっと、わたしの感性には合わなかったみたい…。世間ではおおむね好評のようなので、まあやっぱりこれは個人的な合う合わないの問題なのかもしれない。それとももしかしたら、今までの金城作品にわたしはすっかりマイっていたから、ちょっと期待が大きすぎたのかもしれない。
 でも、きっと次の作品が出たらまたワクワクしちゃう(笑)。1冊くらい、合わないことだってあるサ!


『魂の駆動体』。

 神林長平『魂の駆動体』の感想をこちらに。うむむ、なんというか、「オヤジの、オヤジによる、オヤジのためのSF小説」みたいだ(笑)。確かにおもしろかったけれど、手放しで絶賛できるほどには共感することはできなかった、かな。ノスタルジィを感じるけれど、そのノスタルジィの対象はわたしが感じ得るものとは全然違うので。初めての神林長平だったのだけれど、どうやらわたしは別の作品を読んだ方がよかったみたい。