『流れ行く者−守り人短編集』。

 上橋菜穂子『流れ行く者−守り人短編集』の感想をこちらに。タイトルを見ればおわかりでしょうが、言わずと知れた傑作「守り人シリーズ」の番外編にあたる短編集。

 もうすっかり街は木の葉が色づき始め、ナナカマドの実が真っ赤に熟し、コスモスが咲き乱れてトンボの大群が空を流れているんですが。
 なんで最高気温が28度なんでしょーか。これって何て言うの?小夏日和?w 家でコーヒーを飲みながらゆったり読書、というよりは、今すぐに氷をガリガリと削ってかき氷を食べたい気分になっちゃうんですけど!!

 早くわたしの大好きな”ちゃんとした”秋になってよーう。
 じゃないとすぐに雪が降ってきて冬になっちゃうじゃないか!


『木曜組曲』。

 恩田陸『木曜組曲』の感想をこちらに。

 恩田陸はわたしにとってものすごく当たりはずれの激しい作家さん。しかも多作で全然読む量が書くスピードに追いつかない(苦笑)。いつもいつも、もう追いかけるのはやめようか…と思うんだけれど、ついついまた違う本に手を出してしまう。w でもって、これはわたしにとっては大当たり! ああ、こういうの読むと、やっぱりまた違う本も読もうと思っちゃうんだよなあ。w まだまだ未読の作品は山のようにあるしな。w

 今日はこれから子ども達をつれて、母の田舎にお墓参りに行ってきます。田園地帯で母の実家も米農家。子ども達は数日前からもんのすごく楽しみにしていて興奮気味。田んぼでカエルを捕ったりトンボを捕ったり、畑で芋掘りやナス・キュウリ・トマトなんかの収穫をするのです。土臭いトマトはホントに最高の味。貴重な田舎体験の機会だけれど、そういう教育的な意味なんて考えなくっても、ただただ楽しい経験って子どもの時にはたくさんさせてあげたいなあ。
 帰りは温泉に寄って帰ります。
 わたしは風呂上がりのビールが今から楽しみだわ!w


『ゴールデンスランバー』。

 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』の感想をこちらに。

 去年の本屋大賞と山本周五郎賞を受賞し、さらに今回の直木賞辞退で話題の作品。辞退にまつわるいろいろな記事を読んで、やっぱり伊坂って『魔王』みたいなのが書きたいんだよね!と思った。
おしゃれでパズルチックで構成の巧みさがウリの小綺麗な作品じゃなくて、もっと泥臭くても訴えるモノがある作品を書きたいんじゃないかな。

 でも世間ではそんなの売れないからずっと今までの伊坂路線でいけ、という圧力がかかっているのかなあと思う。

 『ゴールデンスランバー』は非常によくできていたけれどやっぱり今までの伊坂路線だ。でも、魔王チックなところも出てきていて、それが今の伊坂のせいいっぱいの抵抗のような気がする。
 ここで万一直木賞なんて取っちゃったら、ますます伊坂は書きたいモノが書けない状況になることは目に見える。
 だからこその辞退なのかな、なんて。

 書きたいモノを書かせてあげればいいのに。
 そうしたらきっとわたしは読んで打ち震えると思うのに。

 まあ、妄想ですけど。


『いのちのパレード』。

 恩田陸『いのちのパレード』の感想をこちらに。

 ちょっと辛口なのでこの作品が好きな方はそれを了解の上感想をごらんくださいね。
 これを読んだとき、「もう恩田作品は読まない方がいいのかも…」と思った(苦笑)。でもこの間またまた別の恩田作品を読んでしまった。w そっちはけっこうよかったわー。感想は改めてあげていく予定ですが。
 恩田陸はめちゃめちゃ多作でしかも発想がすばらしかったり物語の牽引力がすごいものが多いので、ときどきラストでがっかりしながらも(笑)ついついまた次の作品に手を出してしまったりする。それはそれでやっぱり、作者に力があるんだろうなあ。


『雷山からの下山』。

 伊井直行『雷山からの下山』の感想をこちらに。

 わたしがコンプリートを目指す数少ない作家のひとり、伊井直行もとうとうこれですべて読了。ああ、嬉しいけどなんだか淋しいわ。はやく新作出ないかなー。
 これも何ともいえない独特の味わいがある作品。きっとつまんない人にはものすごくつまんない本なんじゃないかと思う(苦笑)。手に汗握る!とか、ページを繰る手がとまらない!とか、そういう作品じゃないからなあ。めちゃめちゃ強くこれをオススメ!とか言える作品じゃない。でも、伊井直行好きなんだよね、と言ってくれる人がいたら、もうそれだけで無条件でわたしはその人が好きだなあ、と思うわ、うん。w