『”文学少女”と月花を孕く水妖』。

 野村美月『”文学少女”と月花を孕(だ)く水妖(ウンディーネ)』の感想をこちらに。
 文学少女シリーズもいよいよ終わりが見えてきて、今回は最終巻を控えた番外編。舞台が古い洋館なのでちょっと雰囲気違うかな?と思いきや、遠子先輩は相変わらず。でもラストに向けて悲しげな横顔が多いかな…。ともあれ、最後までお付き合いしたい所存。素敵な最終回になるといいな。

 今日は朝からわたしの妹がちょろぴよと映画に行く約束をしたということで家族みんなでぴよを映画館まで連れて行く。ポケモンですけどね。w ぴよと妹を映画に送り出し、相方とちょろぴこは電気屋さんに向かい、わたしは久しぶりにひとりでウィンドーショッピング。バーゲンの季節なんだなあ。買ったのはバーゲンと関係ないキッチングッズ数点だったんだけど。w

 映画の後全員で合流して、JRタワー35階の日航ホテルのランチビュッフェに。ここのランチビュッフェはおいしいとたいそう評判で、一度行ってみたかったので念願叶ったわ! 噂に違わずめちゃめちゃ美味しかった。とくにグリーンカレー…また食べたい…。
 35階だけに展望が自慢のお店なんだけれど、混んでいたので席は中ほど。まあいいかーと思っていたら、デザートも食べ終わろうかという頃にウェイトレスさんが来て、「窓際のお席が空きましたのでよろしかったら移動なさいますか?」と嬉しい提案。こういうサービスがお値段高めでもリピーターを多くする秘訣なんだよね、きっと。とにかくおいしいランチと展望を満喫しました。

 家に帰ってきてから、ぴよぴこと相方は裏の山wに虫捕りに。w
 最近「どうぶつの森」というDSソフトにはまっているぴよぴこなのだけれど、ちょろぴこがそのゲーム内での虫捕りにはまり、「ホントの虫捕りがやりたい!」と言い出して今回の虫捕りが実現。自然が周りにけっこうたくさんある環境なので、こういう希望がすぐ叶えてやれるのが嬉しいな(って虫キライなわたしは絶対つきあわないけどね!w)。1時間ほどで帰ってきたんだけれど、トンボ、バッタを捕まえたそうでとってもゴキゲン♪でした。

 さて、ランチが遅かったのでおなかも減らないし、今夜は子ども達はさっさと寝かせて、読み差しの『なぜ古典を読むのか』を読んでしまいたいな〜。


『愛についてのデッサン』。

 野呂邦暢『愛についてのデッサン 佐古啓介の旅』の感想をこちらに。
 やっと今年の読書記録に入りました(笑)。新年第一弾の読書である本書は、以前『桜庭一樹読書日記』を読んだときに気になった本の一冊。この本を読んで気になる本リストをHPに挙げていたら、七生子さんが送ってくれました〜♪ 毎度毎度ありがとうね、七生子さん(はぁと)。

 みすずから出ているとは思えない、ミステリで味つけした読みやすいエンタメであるこの作品は、それだけでは言い表せない暖かさと魅力とに溢れている。翻訳モノって強烈に素晴らしい作品がたっくさんあるけれど、こういう本を母国語で読めるシアワセを考えると、やっぱり日本の小説も捨てがたい。だってせっかく日本に生まれて日本語で思考してるんだもん♪


『猫鳴り』。

 沼田まほかる『猫鳴り』の感想をこちらに。デビュー作『九月が永遠に続けば』以来なんだか目が離せなくて著作が出るたび読んでいるのだけれど、今回は今までのサスペンス色のある作品から一転した”猫小説”。ちょっとびっくり。けれど彼女特有のじめっとした不穏な世界は健在。1匹の猫とその猫に関わる人間模様を描くさまはまるで『ティモレオン』みたいなんだけれど(まあ猫は旅はしないけど)、その醸し出す雰囲気はまるで違う。イタリアと日本の違いかしら(笑)。そして最後は涙なくしては読めないほど。直前に『最後のウィネベーゴ』を読んでいた身としては、「犬の次は猫かよ! わなわな…うわーん!(涙)」みたいな(笑)。

 それにしてもこの作者、やっぱり最近出てきた人の中ではものすごく実力派、という気がするわー。次に出る本も忘れずにチェックしなくっちゃ!!


『”文学少女”と慟哭の巡礼者』。

 扁桃腺炎が治ったと思ったら今度は胃腸にキて、すっかり体調を崩してました…。なんとか週末を乗り越えて無事復調。先週いっぱいはまったく読む気にならなかった本の山もまた手に取り始めた週始め。図書館本もだんだん増えてきたわ(笑)。

 というわけで、野村美月『”文学少女”と慟哭の巡礼者』の感想をこちらに。次のシリーズ最終巻をひかえてそろそろクライマックスという感じの”文学少女”シリーズ。今回はやわらかいハートには号泣モノ。巻を重ねるごとにどんどんよくなってくるなあ。これってアレだよね、人気が出たからどんどん巻を重ねる、というのではなく、ちゃんと次はこう、次はこう、とシリーズ全体の構想があって、その構想に沿って物語が語られていくからよね。わたしは基本的にシリーズがだらだら長篇化して読者と作者が馴れ合いに陥るようなお話が苦手なんだけれど、このシリーズはそういう作品とはきっちり一線を画している気がして好ましい。間に外伝が挟まれるようだけれど、次の最終巻ではきっちりとシリーズを終わらせてほしいなあ。


『”文学少女”と穢名の天使』。

 ”文学少女”シリーズ第4作目にあたる、野村美月『”文学少女”と穢名の天使』の感想をこちらに。今回の下敷きになる物語は舞台化・映画化を繰り返す超名作。わたしは何度も舞台を見てるし映画もちらっと見たことあるんだけれど、原作は読んでいないんだよねえ…orz。ついこの間もこの作品を下敷きにした短篇を読んだばかりだし、これはいよいよ読めってことかしら。秋も終わっちゃうし。

 それはともかく、今回の文学少女は非常に読み応えがあったわ。いつもどうしてもラノベ特有のあのノリに、楽しみながらも軽くヒいてしまって心から物語に入り込みきれない自分がいるんだけれど、ここへきてまったく違和感なく物語を楽しめてしまった。わたしがラノベに馴れたのか?(笑) いやいや、そうじゃないと思う。物語が「かつての少女だったわたしのための物語」から、「わたしのための物語」に変わってきた気がする。これは次作がもんのすご〜〜〜〜く楽しみっ♪